ニューボーンフォトはナチュラル派がおすすめ?自然体で撮るコツと安全な撮り方ガイド
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生まれたばかりの赤ちゃんと過ごせる時間はとても短く、あっという間に体つきも表情も変わっていきます。だからこそ「この時期にしか撮れない1枚を残したい」と考える方が多いのですが、いざ調べてみると、ニューボーンフォトにはいくつかのスタイルがあることに気づきます。作り込まれたアート系の写真に憧れる一方で、「うちの子にはもう少し自然な雰囲気の方が合っているかも」と感じる方も少なくありません。この記事では、ナチュラル系のニューボーンフォトとはどのようなものか、安全面に配慮した撮り方の考え方、自宅で自然な雰囲気を出すコツ、そして紙のアルバムに残すことを意識した視点まで、順を追って整理していきます。
アート系とナチュラル系の違いを知る

ニューボーンフォトと一口に言っても、写真館などでよく見られる「ポーズド系」と呼ばれるスタイルと、日常の延長にある「ナチュラル系」と呼ばれるスタイルがあります。ポーズド系は、黒や暗色の背景に赤ちゃんを丸めるような形にポージングし、頬杖をついているように見せたり、小道具の中に収まっているように演出したりする、いわば作り込まれた造形美を追求するスタイルです。プロのカメラマンが安全に配慮しながら複数人体制で行うことが多く、独特の幻想的な雰囲気が魅力です。
一方でナチュラル系は、赤ちゃんが自然に寝ている姿や、家族に抱っこされている様子など、日常の延長にあるシーンをそのまま切り取るスタイルです。無理な体勢を作らず、生活の中にある柔らかい光や、シンプルな衣装・布小物を活かして撮影します。派手さはないものの、飾らない表情や仕草が残るため、後から見返したときに「その頃の空気感」がよみがえりやすいという声もあります。
どちらが優れているというものではなく、好みや価値観によって合うスタイルは変わります。作り込まれた美しさに惹かれる方はポーズド系を、自然な雰囲気や気負わない記録を残したい方はナチュラル系を選択肢として検討してみるとよいでしょう。
無理なポーズを避けたい人のための安全な撮り方の考え方

ニューボーンフォトで話題になりやすいポーズド系の写真の中には、赤ちゃんをうつ伏せにして顎を手に乗せているように見せるもの(実際は複数の写真を合成していることが多いです)や、体を大きく丸めるポーズなど、専門的な知識と補助がないと負担になりやすい体勢も存在します。こうしたポーズは、経験を積んだカメラマンが赤ちゃんの様子を常に確認しながら、複数人のスタッフで安全に配慮して行うことが前提とされています。自己流で無理に真似をしようとすると、思わぬ負担につながる可能性があるため注意が必要です。
自宅で撮影する場合は、仰向けやうつ伏せの体勢を無理に作ろうとせず、寝ている自然な姿勢や、家族に抱っこされている状態など、赤ちゃんへの負担が少ないと考えられる姿勢を選ぶことが安心につながります。とはいえ、これさえ守れば絶対に安全というものではありません。赤ちゃんの体調や機嫌は日々変わるものですので、撮影中も赤ちゃんの様子をよく観察しながら、少しでも嫌がる様子が見られたら無理に続けないことが大切です。不安な点がある場合は、事前に医師や撮影サービスの担当者に確認しておくと安心です。
自然な雰囲気を出すための光・背景・小物の選び方

ナチュラル系の写真を撮るうえで大きなポイントになるのが「光」です。窓から入る柔らかい自然光を活かすと、赤ちゃんの肌の質感や産毛までやさしく写り、生活感のある空間でも落ち着いた雰囲気に仕上がりやすくなります。逆に、蛍光灯の真下や強い直射日光の下は、色味が偏ったり陰影が強く出すぎたりすることがあるため、レースカーテン越しの光が入る場所や、日中の柔らかい時間帯を選ぶのがひとつのコツです。
背景については、生活感のあるものが写り込まないよう、ベッドの上に無地に近いブランケットを敷いたり、壁際にシンプルな布を垂らしたりするだけでも印象が変わります。小物は、ふわふわのニット帽やおくるみ、ドライフラワーなど、色数を絞ったナチュラルテイストのアイテムを1〜2点添える程度に留めると、作り込みすぎない雰囲気を保ちながらも印象に残る1枚に近づけます。あれもこれもと小物を詰め込みすぎると、かえって生活感や雑多な印象が出てしまうこともあるため、引き算の意識を持つとまとまりやすくなります。
自然な表情・仕草が撮れるタイミングを見極める

生まれて間もない赤ちゃんは、授乳後やおむつ替えの後など、お腹が満たされて安心しているタイミングでよく眠る傾向があると言われています。もちろん個人差があるため必ずこのタイミングでうまくいくとは限りませんが、比較的まとまって眠りやすい時間帯を狙って撮影の準備をしておくと、落ち着いた表情を撮影できるチャンスが増えやすくなります。
実際に撮影する際は、あらかじめ背景や小物、カメラの設定をセッティングしておき、赤ちゃんが眠りについたタイミングでなるべくすぐに撮影を始められるようにしておくと、赤ちゃんが目覚めてしまう前に何カットか残せる可能性が高まります。焦って準備をすると赤ちゃんを驚かせてしまうこともあるため、家族で役割分担をしながら、静かに落ち着いて進める姿勢を大切にしてください。うまくいかない日があっても、それもまた記録のひとつとして受け止めるくらいの気持ちで臨むと、家族にとって無理のない撮影時間になりやすいでしょう。
紙のアルバムに残すことを意識した撮り方の視点

SNSに投稿することを前提に撮影する場合は、正方形に近い構図やインパクトのある1枚が重視されがちですが、紙のアルバムに残すことを考えると、少し違った視点も必要になります。例えば、アルバムのレイアウトによっては上下左右に余白が必要になることがあるため、被写体を画面いっぱいに収めるのではなく、周囲に少し余白を残しておくと、後からトリミングしやすくなります。
また、SNSでは瞬間的なインパクトが評価されやすい一方で、紙のアルバムは何年も繰り返し見返されるものです。派手な演出よりも、赤ちゃんの手の動きや寝顔のちょっとした変化など、後から見て「この頃はこんな顔をしていたね」と会話が生まれるような、飾らないカットを何枚か残しておくこともおすすめです。何十年後かに家族でアルバムを開いたときに、当時の空気感まで思い出せるような写真は、ナチュラル系のスタイルと相性がよいと言えるでしょう。
ナチュラル志向の人に向いている撮影スタイルの選び方
作り込まれたアート系の写真に強い憧れがある方や、非日常的な世界観を演出したい方には、ポーズド系のスタイルや専門のカメラマンによる撮影が向いていることもあります。一方で、飾らない自然な雰囲気を大切にしたい方、生活感の強い演出よりもシンプルなテイストを好む方、赤ちゃんに無理な体勢をなるべく取らせたくないと考える方には、ナチュラル系のスタイルが選択肢として合いやすい傾向があります。
判断に迷う場合は、過去に撮影された写真の雰囲気を見比べてみるのもひとつの方法です。暗めの背景に凝ったポージングが施された写真に心が惹かれるのか、それとも自然光の中で赤ちゃんがすやすや眠っている写真に惹かれるのか、自分がどちらに気持ちが動くかを基準に考えてみると、自分に合うスタイルが見えてきやすくなります。どちらが正解ということではなく、家族の好みやライフスタイル、赤ちゃんの様子に合わせて選んでいくことが大切です。
自宅セルフ撮影でよくある失敗と回避のヒント

自宅でのセルフ撮影では、いくつかよくある失敗パターンがあります。
一つ目は、部屋の生活感がそのまま写り込んでしまうことです。撮影する範囲だけでも家具や小物を片付けておく、背景用の布を用意しておくといった工夫で、ある程度は防ぎやすくなります。
二つ目は、光が足りずに写真全体が暗く、粗い印象になってしまうケースです。日中の明るい時間帯を選ぶ、窓際で撮影するなど、自然光を意識するだけでも改善が見込めます。
三つ目は、赤ちゃんが泣いてしまい、思うように撮影が進まないことです。これはどのご家庭でも起こり得ることで、無理に撮影を続けようとせず、いったん授乳やあやす時間を挟んでから再開するくらいの余裕を持っておくと、家族の負担も少なくなります。
撮影がうまく進まない日があっても、それは決して珍しいことではありませんので、気負いすぎずに取り組む姿勢が結果的によい写真につながりやすいと言えるでしょう。
準備を始めるタイミングと当日までの流れ

ニューボーンフォトは生後間もない、ごく短い期間が撮影のタイミングとされることが多いため、準備は妊娠中の安定期から臨月にかけて検討し始めると、出産後にゆとりを持って動きやすくなります。
おうちで気軽に楽しむニューボーンフォトという選択肢
ここまで、ナチュラル系のニューボーンフォトの考え方や撮り方のコツを紹介してきましたが、実際に自宅で撮影しようとすると、衣装や背景、小物をゼロから揃えるのは意外と手間がかかるものです。そうした準備の負担を減らす方法のひとつとして、撮影に必要な衣装・背景・小物一式がまとめてレンタルできるサービスも選択肢として検討できます。
こうしたレンタルセットは、キャンドルやバルーン、マーメイドといった華やかなテイストのセットから、フラワーリースやハーフリース、ナチュラル系のシンプルなセットまで、雰囲気に応じて選べるようになっていることがあります。価格帯もセットの内容によって幅があり、送料込みで利用できるものもあるため、写真館に出向く時間や費用が負担に感じる方にとっては、比較検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。
セットには撮影ガイドやポーズ見本が付属していることが多く、初めてのセルフ撮影でも進めやすいよう工夫されています。レンタル期間は金曜から日曜の2泊3日で、届いたら使って返送するだけというシンプルな流れになっているサービスもあります。返却時の送料は利用者負担となることが多い点や、汚れの状態によっては追加料金が発生する可能性がある点など、事前に確認しておきたい条件もあります。気になる汚れのリスクに備えられる保証サービスが用意されている場合もあるため、内容をよく確認したうえで利用を検討するとよいでしょう。
育児中で外出の負担が気になる方や、写真館の予約が取りづらいと感じている方にとっては、自宅で自分たちのペースで撮影できるという点は大きな魅力になり得ます。一方で、赤ちゃんの体調や機嫌に合わせて撮影日をずらせるかどうか、家族だけで撮影を進められるかどうかなど、ご家庭の状況によって向き不向きもありますので、無理のない範囲で検討してみてください。
よくある質問
ニューボーンフォトはいつ頃までに撮影するのがよいですか。
生後2週間から1ヶ月頃までによく眠る時期を活かして撮影されることが多いとされていますが、赤ちゃんの成長や体調には個人差があります。焦らず、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲でタイミングを決めることが大切です。
自宅で撮影しても写真館のような雰囲気は出せますか。
光の使い方や背景・小物の選び方を工夫することで、自宅でも本格的な雰囲気を目指すことは可能です。ただし、プロの撮影と全く同じ仕上がりになるとは限らないため、家族らしい自然な雰囲気を楽しむ気持ちで取り組むとよいでしょう。
撮影中に赤ちゃんが泣いてしまったらどうすればよいですか。
無理に撮影を続けず、授乳やあやす時間を挟んでから再開することをおすすめします。赤ちゃんの体調や機嫌を最優先にし、うまく進まない日があっても気負いすぎないことが大切です。
レンタルの衣装や小物は誰でも利用できますか。
サービスによって利用条件や対象時期の目安が異なりますので、事前にセット内容や利用可能な時期を確認しておくと安心です。